丸栄化工株式会社とは?

丸栄化工株式会社は、昭和43年の創立以来FRP製の製品・機器およびその関連製品の設計・製作・据付業務を行ってきました。

同社は顧客が求めるFRP製品の強度や性質を高品質において実現するため、原料の配合から自社で行い開発をしています。
また、メーカーとして品質の良いものを納期通り納めることだけでなく、顧客それぞれの要望に見合った製品を設計・製作、エンジニアリング、メンテナンス、ライニング、コーティングなどFRPの全領域にわたって提供することが可能です。

地球環境と資源の保護を企業理念に、豊富な防食技術の研究と実績のもと創業以来FRPと取り組み、全社をあげてFRPの可能性を追求してきた丸栄化工株式会社は、顧客のFRP製品に対するあらゆるニーズに応える体制を整えています。

また同社は、品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001の狙いである「一貫した製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させる」を実現すべく改善を重ねています。

FRPって何?

詳しくは知らなくても、FRPという素材について耳にしたことはあるかと思います。

FRPとはFiber Reinforced Plasticsの略で「Fiber(繊維)Reinforced(強化された)Plastics(プラスチック)」つまり、繊維で補強することによって強化されたプラスチックの事です。

弾性率が低く、構造用材料としては適していないプラスチックに、ガラス繊維や炭素繊維、強度の強い樹脂繊維で強化したものがFRPです。

よく知られたところでは、バイクや車といったモータースポーツでは、レーシングカーのボディカウルや、自動車のエアロパーツなどにFRPが使われています。

FRPは軽量で高い強度を持つプラスチックというだけでなく、金属と違って錆びることもないために水にも強いという特徴があります。
軽量で、錆びずに丈夫なFRPはマンションの屋上にある貯水タンクや薬品を貯蔵するタンクにも用いられ、ユニットバスや浄化槽、小型~中型のボートや船のボディとしても活用されています。

丸栄化工株式会社は高炉の水蒸気排気管や化学プラントに使われるFRP製品を主としたメーカーとして多くの企業から信頼を得ています。

こうしたFRP製品に特化した丸栄化工株式会社の代表者が今回ご紹介する「松岡春喜氏」です。

この記事では松岡氏の生い立ちから、今後の取り組みについて、ご本人に直接伺いました。

育った環境を教えてください

私は学校では、工業化学を専攻しておりました。

就職活動をしていた時に教授より当社を紹介して頂き、入社する事に成りました。当初は化学関係の仕事が出来るものと思って居りましたが技術課に配属されまして公害防止設備のFRP(強化プラスチック)製品の設計、製作、据え付けを担当させてもらいましたが、内容がほとんど機械科の分野であり初歩から勉強しました。途中教授に違う分野なのでどうなのか相談したことも有りましたが教授も以前、機械的な仕事もしたことが有るとの事でなんとかなるとのお話を頂き、納得したのを覚えています。

その後、15年程技術課に席をおいて主に製鉄設備の装置を担当致しました。その仕事で現、JFEスチール倉敷に自動車めっき鋼板を製造するラインの一部を納入することが出来てそれのメンテのために水島出張所を設置し、その後25年あまり所長としてあずかり運営させて頂きました。

本社勤務を経て、H26年9月より代表取締役として現在に至っております。

一番興味のあったことは何ですか?

中学生の時にはクラブ活動では、科学部に所属しており真空管式のラジオやアンプを製作して夏休みの展示品として提出したりしていました。

子供の頃描いていた将来の夢は何でしたか?また、その理由を教えてください

科学の研究者です。新しいものを発見して皆の為に成ることをしたいと思っておりました。

御社の品質方針として、「丸栄化工の中核技術であるFRP配管の設計、製造、施工技術の強化及び継続的改善で顧客の信用を得る。エンジニアリング会社を目指し、広い視野と、互恵関係に基づく社外調達により、安価で高品質な製品提供を行う。」を掲げられていると思いますが、その方針の為に、直近で取り組んでいる事などありましたら、教えてください。

①技術員の採用及びOJTによる育成。
②新規協力会社の発掘。

取材を通して感じた事

FRP製品に特化した丸栄化工株式会社の代表取締役・松岡春喜氏について取材してまいりました。

松岡氏は中学生の頃から真空管式のラジオやアンプを製作するなど、機械やものづくりに対する興味を持っていたのですね。

大学では工業化学を専攻されていて、教授の推薦という形で化学関係の仕事ができるものと思って入社した丸栄化工株式会社では機械化の分野を初歩から勉強したという経験は、これから入社する多くの人たちの参考になるのではないかと感じました。

就職を経験するほとんどの人は、「自分にとっては経験がない」あるいは「自分が心から望んだ仕事ではない」といった部署に配置されるといった経験をするのではないでしょうか。
そんなときに、「なんとかなる」と信じて必要な知識・技術を初歩から学ぶという姿勢がない人ならば、たとえどんな仕事に就いても成果を上げることはできないはずです。

松岡春喜氏は、丸栄化工株式会社で15年程技術課に席をおいて主に製鉄設備の装置を担当した後、自動車メッキ鋼板を製造するラインの一部を納入するという仕事を得、そのメンテナンスのための水島出張所を設置、その後25年あまり所長として運営されたという経歴を持つ、まさに現場からトップに登り詰めたという実力者です。

丸栄化工株式会社の代表取締役・松岡春喜氏は、「就職したときに、仕事の始まりは自分の考えていたような仕事ではなかったとしても、コツコツと自分のすべきことを実直にこなしていくことで代表取締役社長になることもできる」ということをご自身の体験から語ることができる貴重な人物だと感じました。

会社概要

商号
丸栄化工株式会社
住所
福岡県北九州市小倉南区大字新道寺910
代表
松岡春喜
設立
昭和43年8月