株式会社シティビルサービスの津田芳典氏の経歴について紹介

北海道札幌市に本社を構える株式会社シティビルサービス札幌は、不動産の売買、賃貸マンション、アパート、ビル、駐車場、戸建、分譲リースマンションの管理など、幅広い事業を展開する会社。ピタットハウスに加盟する店舗も運営しており、賃貸物件の媒介・管理のエキスパートです。

代表取締役の津田芳典氏は1980年札幌市に生まれ、20歳で札幌市内の大手不動産賃貸会社に就職。7年間勤務した後、不動産管理会社への転職を経て、2011年4月に独立しました。不動産業界に身を置いて10年の節目の起業だったそうです。

以来、2016年11月には自社保有物件数10棟、管理戸数4500戸を突破するなど、会社は急成長を遂げています。

株式会社シティビルサービス札幌を設立したきっかけとは?

津田氏のキャリアは、大手不動産賃貸会社での賃貸のお部屋探しからスタートしました。

その後、順調にキャリアを重ね、23歳の若さで賃貸営業店長になりますが、時代の変化とともに危機感を感じるようになったといいます。

就職した会社自体は大手で、札幌市内でも有名な会社でしたが、M&Aにより待遇や環境に大きく変化があったことがきっかけでした。

年齢を重ねるとともに生活水準は上がり、諸々の費用がかかる中、会社ではリストラや給与減給などの変化がある。自分は営業で成績を納められるからこそ存在でき、必要とされているが、それができなくなれば必要ではなくなる――いわゆる消耗品なのではないかと思うようになったそうです。そこで、お部屋を紹介することよりも、不動産をどう提供していきたいのか、ということを考えるようになりました。

サラリーマン投資家とのパイプラインに需要を見つけ、独立を決意

26歳で転機を迎えた津田氏は、不動産管理会社に転職。そこで見たのは、サラリーマンが不動産を購入し運用している今でいうサラリーマン投資家でした。

年々、不動産を購入する人は増加し、今ではサラリーマン投資家は標準化されていると言えるほどですが、その中で、表に出ていない問題(例えば、家賃滞納や空室等)に苦しみ、想定通りの収入を得られず、泣きを見ている人もいました。

そうしたサラリーマン投資家たちを見てきた津田氏は、彼らにある共通点を見つけます。彼らの多くは「不動産を購入すれば家賃収入が入り、不労所得になる」と単純に考え、保有後の運営知識がほぼ皆無であること、また、依頼を受けている「管理会社の運用知識提供が浅い」と感じたのです。

この状況を目の当たりにした津田氏は、これまでに数多くの賃貸物件の仲介や、不動産売買・管理をしてきた経験から、家賃滞納および空室改善の提供に需要があると考え、独立を決意します。

社会人になりたての頃から、街で幾重にも連なる高層ビルを目にするたび、「この最上階オフィスで仕事がしたい」、「都会的な街は情報発信地のようで、自分もその中心にいたい」と漠然と思っていたという津田氏。

“都会的な”“不動産を”“提供する”という意味の「株式会社シティビルサービス札幌」という社名には、社会に対し夢や希望を提供したいという想いが込められました。

株式会社シティビルサービス札幌は口コミで広まった? 急成長した理由に迫る!

短期間で急成長を遂げるには、どのような取り組みがあったのでしょうか。

顧客は道内に留まらず、現在では首都圏を中心としたサラリーマン大家が9割を占めているというシティビルサービス札幌では、入居率向上、想定家賃の回収を目指し、独自の戦略を展開しています。

その一つが社内のリーシング部門と管理部門を切り離すこと。これにより、クレーム対応や家賃回収などの管理業務と、入居者募集活動といった空室対策業務を分けることができ、それぞれに特化したスタッフが担当できるようになりました。

設立から6年間、それぞれが顧客のオファーに対して目を向けることだけに集中することで、最短で最大の結果を出してきたそうです。

また、自身も投資家であるという津田氏は、顧客と“パートナーであり投資仲間”という関係の構築を心掛けてきました。投資仲間と一緒に遊び、飲んで語ることが原動力だといい、「生活するためだけではなく、楽しむために働く」ことを大事にしているそうです。

こうした津田氏のスタンスに共感した投資家が不動産を購入し、津田氏は彼らが好きなことに時間を割けるよう投資の手伝いをする――これがさらなる口コミや紹介に繋がり、顧客が増え続けている要因なのですね。営業なしで現在の管理戸数につながったというから驚きです。

地に足をつけた経営を推進、津田芳典氏が今後取り組む施策とは?

設立以来、破竹の勢いで成長を続けているシティビルサービス札幌ですが、「顧客増加の反動でサービスの低下はありえない」と足元を固める施策にも取り組んでいます。

「会社成長の鍵はスタッフの成長」と考える津田氏は、人材育成を重要視。個の力を十分に発揮するためには、フィールドの整備が必要との考えから、2016年は各種研修を活用したマンパワー強化を実行。

また、どんどん増えていく業務に自身の体が悲鳴をあげたことから、システムの整備も行いました。新規システムの導入は難航したものの、さらなる成長のため効率化を考えたそうです。

そうした中、6月には「ピタットハウス中島公園店」の出店も実現。エンドユーザーの声が直接聞ける店舗の存在は重要だといい、絶えず変化する入居者のニーズにアンテナを張り、市況の把握に努めているそうです。

2017年は「挑戦の年」と位置づけ、首都圏をはじめとした新たな市場の開拓を計画しています。業績アップは企業の宿命。リスクをとらずに成長はないため、挑戦と同時に地に足をつけた経営を心がけ、攻めながら守ることを目標としています。

サイト運営者の感想

“新時代の不動産を創造し、未来を照らし続ける会社を構築する”を企業理念に、創業以来、成長を続けているシティビルサービス札幌。

「私の考え、行っていきたいことのすべては、当然のことながら私にしかわかりえません。それを、いかに人にお伝えしていけるのか。誰がどんな行動をしようと、賛同する人もいれば批判する人もいるわけですが、私はどちらにも属しません。

私は私がやりたいこと、成したいことに向け舵を取り、動きます」と語る津田氏の言葉には、現状に満足せず、さらなる成長に向けた強い意志が感じられます。

かつて何もなかった北海道の大地が開拓され、現在の都会的な札幌になったように、シティビルサービス札幌は不動産を通して、これからも新たな価値を提供してくれることでしょう。今後も注視していきたい企業です。

会社概要

商号
株式会社シティビルサービス札幌(公式サイトへ)
所在地
札幌市中央区南9条西3丁目2-16 きりんやビル2F
設立
2011年4月27日
代表
津田 芳典