アイホームとは?

アイホームは、私たちの「こんな家に住みたい!」という願いを叶えてくれる、フルオーダーの家づくりを行う会社です。
家づくり=生活づくりという考えの元、住む人一人一人と真摯に向き合い、その人に合った快適で資産価値の高い住まいを提供しています。

また、地震対策や温熱環境、省エネにも力を入れており、アイホームの「ロングライフ住宅 森の住まいAo」は、住まいの快適、省エネを競う「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー大賞2015」で大賞を受賞しました。

今回はそんな、安心・安全な「人を元気にする家づくり」をコンセプトに掲げる株式会社アイホームの代表取締役、田村寛治氏にお話を伺いました。

田村氏の育った環境を教えてください。

私の父は昔の炭坑で使用する杭木を扱う会社に勤めていました。西日本各地に出張所があり、私も、出身山口県を振り出しに、広島県三次市、鹿児島県隼人町、宮崎県高鍋町と転居しました。

杭木以外に製材も行っておりましたので、子供の頃から遊び場にはいつも、材木が山のように積まれておりました。最終的に父は宮崎で独立し、チップと製材を生産する工場を経営しておりました。

仕事柄、営林署の払い下げの材木を入札で落とし、山に道を造り、材木を出荷するなど、幼いころより、今ではとても体験できないことを目の当りにすることが出来ました。

一本一本の木は、こうした山で育てられ、永い年月を経て伐採され、製材されて私達の役に立っているのです。家造りに携わる人々の中で、こうした経験をもつ人はそういるわけでは無いと思っています。私にとって大切な財産となっています。

印象に残っている幼少期のエピソードはありますか?

父の仕事が材木商であったことから、仕事場である事務所は、広い土場に木造で建てられていました。見たところどこも問題のない事務所でしたが、近々壊されるとのことを聞き、その理由が「白蟻」ということで、子供ながら、見えない敵に恐れを抱いたことがありました。

その日、独り、事務所で遊んでいた時、ふとまだ見ぬ敵のことを探るつもりで、床に耳を当てたところ、「ザアーザアー」という海鳴りのような音がそこから響いて来たのでした。今日の 「f分の一のゆらぎ(ろうそくの炎の揺れや電車の揺れなどの自然現象を指す)」とも言える不思議な波のような音なのです。それこそが、白蟻の家を食べ、集団で活動する破壊の波音だったのです。

幼少期はどんな子どもで、どのように過ごされていましたか?

私が育った昭和という時代は、貧しさや寂しさが色濃く町並を覆っていました。
楽しみと言えば、紙芝居で紙芝居屋さんが叩く柏子木の音。私を含め、子ども達は皆その音に誘われて、手に手に屑鉄を持って集まったものです。この屑鉄と水飴を交換し、その後紙芝居を見ることとなります。

そんな折々に、屑鉄の算段の付けられない、体の不自由な子供や貧しい家庭の子供達がいると、紙芝居屋さんは、皆を笑わせながら、水飴を少しずつサービスしてくれました。安堵の空気の流れる中、賑賑しく「月光仮面」の始まり始まり…。

貧しく寂しい時代ではありましたが、その中にも、こうした幸せな時のあることを私も仲間達もよーく知っていた、そんな少年時代でした。

子どもの頃、憧れていた人はいますか?

駅前の広場に、青いハイヤーが来て、中から大きなお相撲さんが出て来ました。
地方巡業に来た、当時の名横綱、若乃花幹士です。

古いアルバムには、工業高校の運動場に溢れんばかりの人々が集う様子と、俄作りの土俵に立つ力士の姿が写っています。昭和20年代、子供達のヒーローは、仮面ライダーではなく、お相撲さんでした。

子どもの頃描いていた将来の夢は何でしたか?

夢と聞くと、子供の頃、海水浴の帰りにバスの中で「海は広いな大きいな」と歌ったところ、意外な反響が広がったことを思い出します。

終戦後間も無くのことで、夕暮時、海水浴帰りのバスの中で響いた子供の歌声、「海は広いな大きいな」に、車内の人は様々な思いを皆それぞれに感じたようです。

当時の夢は何も思い出せませんが、その時の体験だけが、つかみどころ無く映ろう水面の月影のごとく、たまにぼんやりと浮かび上がることがあります。

温熱環境の分野を追求しようと思われた、きっかけを教えてください。

「体感しなければ、真の理解は出来ない」。温熱関係の価値観とはそのようなものとも言えましょう。

ある時、7月中旬頃だったでしょうか、マッハシステムの第一号モデルハウスで、お客様と間取りの打ち合わせをさせて頂いておりましたところ、突然お客様が、こちらの話に耳を傾けていないことに気が付きました。「どうかされましたか」と問うと…お客様はややあって、「何ですか、この快適さは」と返答されました。

外気は35℃、湿度は99%と不快指数85%以上というその日、お客様は、真の理解をされたのでした。マッハシステムがどのようなものか、快適とはどのようなものかということを。アイホームはこの感動、この体感を皆様にお届けしたいと考えております。

マッハシステムとは

マッハシステムは、市販の壁掛けルームエアコン一台で冷暖房と換気が行える次世代全館空調システムです。

エアコン・空調室・吹出グリル・換気グリル・コントローラー・吹床で構成されており、空調室に設置されたエアコンで作り出した新鮮な空気を、吹出グリルを通して各部屋に送り込むことで温度を調節。新しい空気が送り込まれると同時に古い空気が換気グリルを通して逃げるので、常に部屋が快適な状態に保たれます。

更に床下にも空気を送り込むため、部屋は暖かいけど床だけ冷たい、ということもありません。

使用するのはエアコン一台だけなので、省エネの観点からも高い評価を得ているシステムです。

ハウス・オブ・ザ・イヤー大賞を受賞され、現在は外張り断熱で新工法と新製品開発されていると伺っていますが、今後、住宅産業で変革していきたい事などがあれば、伺ってもよろしいですか。

メンテナンス体制の変革

御入居後の「住まいの守り」を仕組として確立したいと考えています。現在アイ・ホームでは、一般社団法人日本住宅産業協議会活性化推進支援機構を立ち上げ、「住まいの守り」を保険や保証制度でこれまでに無い、消費者目線で開発。ご提供できるように準備致しております。

全国のビルダー様からのご利用希望も数多く寄せられておりますので、近々発表させて頂きます。

取材を通して感じた事

今回の取材では、田村氏の子ども時代のエピソードから、同社が温熱環境の分野を追求しようと思ったきっかけ、今後住宅産業で変革していきたい事に至るまで、多くのお話を伺う事ができました。

その中で感じた事は、田村氏は子ども時代からアイホームで家づくりに携わっている現在まで、一貫して”人”を大切にして生きているという事でした。

アイホームの財産は「人」。コンセプトは「人を元気にする家づくり」。

お客様の事はもちろん、従業員から資材メーカーに至るまで、関わる人全てを大切に思う田村氏とその会社だからこそ、皆に優しい快適な家を造ることができるのだと思いました。

会社概要

商号
アイ・ホーム株式会社(公式サイト)
住所
宮崎県宮崎市佐土原町下那珂3569-7
注目社長プロジェクトチーム
プロの経営者インタビュアーを目指すライター有志によって、結成されたプロジェクトチーム。メンバー全員が、”経営”に興味を持っており、インタビュアーから経営者になろうとしている野心家もいる。チームスローガンは「社長大好き」。